リニアムーブメント



リニア動作とは?



リニア動作はA地点からB地点まで直線的に最も効率的に速く到達できるどうさである。重心の位置は最終的な基底面よりも進行方向よりで、進行方向に対して不安定な状態を作っている。そして重力の助けを借りながら、左右の下肢による連続的な押しによって加速してゆく。従って、重心の真下から押し動作が始まり、体幹部の下を通り、後ろに方向性が抜けてゆくことになる。この際に連続的なトリプルエクステンションが起こっている。また、減速はその逆で重心位置と基底面が同じになるようにし、トリプルフレクションをおこして減速が起こる。この連続的に同方向へ左右の下肢を用いて押すという行為の結果、効率的な進行方向への加速が可能になる。しかし、反面この動作には方向性を変更、確定する能力はなく、一方向的な動作となる。また、速度が速いため、減速には時間がかかる。